【日産 先進技術試乗】「2010年投入のEVはCセグメントで」…日産執行役員

2008年8月29日(金) 20時11分
【日産 先進技術試乗】「2010年投入のEVはCセグメントで」…日産執行役員の画像
EV性能確認実験車のメーター。本来タコメーターがおかれていた箇所には充電残量を表示するメーターとなっている。の画像
【日産 先進技術試乗】「2010年投入のEVはCセグメントで」…日産執行役員の画像
【日産 先進技術試乗】「2010年投入のEVはCセグメントで」…日産執行役員の画像
電気自動車用のリチウムイオンバッテリーセル。の画像

Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 livedoorクリップに登録 del.icio.usに登録 Twitterでつぶやく

8月8日、日産自動車は追浜工場内の「グランドライブ」で先進技術説明・試乗会を実施した。2010年に市販予定のEV(電気自動車)と今後の開発のについて、執行役員の坂本秀行氏に話を聞いた。 

「EVは2010年の投入を予定している。今回の試乗車(『キューブ』ベース)はインバータ・モーター・バッテリーなどの基本パワーユニットは2010年モデルと同じ。環境に優しいというだけでなく、乗って楽しい車にできれば。市販モデルでは、Cセグメント級のハッチバックで検討中だ。先進車らしいアイコニックな造形を考えている。航続距離は160kmだが、エアコンONでも100kmは走る」

「バッテリーの基本開発は自社でおこなうというのが当社のスタンス。バッテリーの進化は著しく、現在は一充電で160kmの航続距離だが、250kmから300km程度まで伸ばせる技術的な目処は付いている。1日60km走ると95%の時間使用頻度はカバーできるデータはあるが、クルマは単なる移動手段として買うものではない。バッテリーの進化は小型化による軽量化と航続距離の延長というふたつの方向性があるが、当面は航続距離の延長に軸足を置いた開発になるだろう」

「充電については、現状で25分で80%程度までの急速充電が可能だ。また、非接触充電の研究も進めている。非接触だからといって(有線接続と比較して)充電効率が落ちるということはない。もし実用化されれば、ちょっと立ち寄ったコンビニやショッピングモール、SA/PAの駐車場にクルマをとめておくだけで充電、ということも可能になる」

「将来的には、走行中の非接触充電も実用化される。とはいえ、インフラの整備は当社だけではままならない。EVの普及は、社会のコンセンサスや行政による整備に依るところが大きい。日本の場合は、今のところインフラの整備も含めて官民との協業が順調にできていると考えている」

《北島友和》
画像
画像
画像
画像
画像
  • [PR]
  • 転職ならen
  • 派遣ならen

注目ニュース

【清水和夫のサステナブル・リポート】ダイハツ 新パワートレーン その2…開発人対談 相坂忠史 上級執行役員 軽開発センター長

日本独自の“軽自動車規格”は世界を先取りしたソリューションなのだろうか? 軽自動車専業メーカーとして40年以上の実績をもつダイハツが目指す、燃費向上や環境性能への取り組み、そして身近なキャラクターに流...

日産、クラン常務がルノーに帰任

日産自動車は、執行役員の人事異動を発表した。フィリップ・クラン常務執行役員(CEO/COOオフィス、コーポレートアドミニストレーション担当)が、9月1日付で日産のアライアンスパートナーである仏ルノー社...

日産の薄葉常務、「エンジンのすみ分けが起こる」

日産自動車は9日、グリーンディーゼル技術についての説明会を行い、その中でパワートレイン開発担当の薄葉洋常務執行役員は「CO2削減に対してオールマイティなエンジンはなく、これからはお客様の使い方ですみ分...

非接触で充電するハイブリッドバス、羽田空港で運行

国土交通省は6日、日野自動車が開発した非接触給電ハイブリッドバスを羽田空港内の無料連絡バスとして運行すると発表した。

経済産業省が、非接触充電(IPT)システムの開発補助を行うことが明らかになった。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を通じて補助金を出すという。

RSS

編集部ピックアップ

ピックアップフォト