横浜ゴムは、ドイツのコンチネンタル社が横滑り防止装置「ESC」を装備した車両に最適なスタッドレスタイヤとして開発した『コンチ・バイキング・コンタクト5』を、9月1日から順次発売すると発表した。
発売サイズは175/65R14 82T - 245/40R18 92Tの20サイズで、価格はオープン価格。
新製品は、タイヤ単体としての性能だけでなく、車本来の性能を最大限に活かすをコンセプトに開発したスタッドレスタイヤ。欧州輸入車の多くに標準装備されている横滑り防止装置ESCとの連動効果に重点を置いて設計、開発した。
非対称の「ESC対応パターン」は、車の横滑りの状態に応じてESCが作動した時にタイヤの内側と外側で異なるブロックとサイプが最適に機能し、ESCの性能を最大限に活かすようサポートすると、している。
また、新開発の「エレベータグルーブ」や「ニューノルディックコンパウンド」などにより、氷雪性能、ドライ・ウェット性能や高速操縦安定性の向上を図ったほか、摩耗後期でも安定した氷上性能を発揮するようにした。
コンチネンタル社と横浜ゴムは2002年2月に結んだ業務提携契約に基づき、同年4月から日本における総輸入販売元としてコンチネンタル社製タイヤを販売している。