アウディジャパン商品企画部 部長・青木徹青木氏は、アウディ『A4アバント』(7月29日日本発表)の内装について、たったひとつのスイッチにまでも徹底的にこだわったとする。
ゆとりあるラゲッジスペースはもちろん、その内部は高品質なベロア生地で覆われている。また、ラゲッジスペースの床はリバーシブルになっており、板をひっくり返すと樹脂製の床に早代わりする。こうすることにより、濡れた荷物や汚れた荷物などを気にすることなく収納させられる。
インテリアのコントロールスイッチ群は、一見すると同じようなスイッチが使われているようだが、実はひとつひとつ異なるパーツが使用されている。このことについて青木氏は説明した。
「すべてのスイッチは使用目的が異なるので、その目的に応じて最適な感触やクリック感があるはずだ。そのため、同じ大きさのボタンでも同じ機械を使うというのは、コストを下げる面から考えれば有効だが、使い勝手は確実に悪くなる」
写真からは感触までは伝わらないので、気になる読者はショールームに足を運び、実際に触れてみてはいかがだろうか?