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双日、米国の石油化学メーカーを買収…原料事業を強化

2008年7月8日(火) 19時14分

双日は、高機能樹脂や合成ゴムの原料として需要が拡大しているDCPD(ジシクロペンタジエン)を製造するアメリカの石油化学メーカーであるサイメテック社を買収、完全子会社化したと発表した。

サイメテック社は、独自の技術でDCPDを製造しており、2万5000tの年間生産能力を持つ。今後、さらに設備を増強し事業拡大を図る。

双日はナフサ分解から発生するC5留分(石油化学副生物)の有効活用をコア事業領域と位置付けている。サイメテック社の買収もこの一環。

サイメテック社が製造するDCPDは、液晶テレビや携帯電話の液晶フィルム、デジタルカメラ等の光学レンズの原料や、自動車のラジエーターホース、ワイパー、窓枠などに使用される合成ゴムの原料として需要が拡大している。特にデジタル機器向けは、耐熱性や光学特性に優れている点が評価され、年率20%以上で市場が拡大している。今後、双日のネットワークを生かすことで、米国だけでなく、海外でも高成長分野のユーザーにDCPDを販売する。

また、DCPDは、双日の子会社であるメトンアメリカ社が製造・販売しているメトン樹脂の原料で、両社のシナジー効果も追求する。

双日は、今後も積極的な事業投資により、アジアや欧州、米国での化学品事業拡大を目指す。

《編集部》

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