フォーピラーズは26日、フォード『F-150』や『エクスペディション』の定速走行装置解除スイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、1998年10月30日 - 2001年11月28日に輸入された146台。
マスターシリンダーに取り付けられている定速走行装置解除スイッチ内部のシール構造が不適切なため、ブレーキ液が漏れて内部の接点が腐食することにより、スイッチが加熱されて溶解し、火災に至るおそれがある。
全車両、定速走行装置解除スイッチと配線を対策品と交換する。不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。