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感性価値時代のデザイン…「第一印象とファミリー感」マツダ、ヴァンデンアッカー氏

2008年6月16日(月) 19時13分
アテンザの画像
アクセラの画像
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CX-7の画像
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パシフィコ横浜で行われたフォーラム『感性価値時代のデザインと企業ブランド』では、マツダ・デザイン本部、ヴァンデンアッカー・ローレンス本部長が「NAGARE - Zoom Zoom Inspired by Nature -」(ながれ - 自然に触発されたズームズーム -)というテーマで講演。

「トヨタ、日産、ホンダなどと比べて、私どもは小さな会社なので、ちょっと違う切り口でお話したい」と切り出して始まった。

まず同氏は、「情報を理解するときに81%が視覚から、14%が聴覚から、5%がその他からという。どんなフィロソフィにおいても、とにかく視覚的に強く訴えるものや、第一印象が非常に大切になってくる。そのあとで、ほかの感覚に訴えるものが必要だ」と、マツダのデザインの基本認識を語った。

続いて、マツダの企業規模とデザインの関係についても述べている。「トヨタのように大規模な会社と比べてほしい。企業の規模がデザインの選択に非常に大切ということだ。マツダのように、“必要かつ十分な規模”に至っていない小さな会社は、焦点を絞って、まずファミリー感を出さなければならない。トヨタのような大きな会社は、多様性を持たせたり、ファミリー感を削り落とすこともできるが、マツダは違う。まず“マツダ・ファミリー”を創出することが使命でもある」。

また、『マツダ6』(日本名『アテンザ』)、『マツダ3』(同『アクセラ』)、『MX-5』(同『ロードスター』)、『CX-7』、『CX-9』などをあげ、マツダのデザインが競合他社との中でどのあたりに位置しているかにも触れた。「クルマのデザインの始まりは、まず魂の部分を探すことから。魂を見つけそれが進化を遂げると成熟の域に達する。今、マツダのデザインは2世代に入っているところだ」。

「マツダはまだまだブランドとしては若い会社。デザインに一貫性を持たせつつ、常に新鮮さを保つのは容易ではない。ここで注意すべきは、進化を続けて行き過ぎると時代遅れとなり、再生の道を経ることになる。ジャガーが今その時だと思う」

《大野雅人》
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