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日産の薄葉常務、「エンジンのすみ分けが起こる」

2008年6月10日(火) 11時45分
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日産自動車は9日、グリーンディーゼル技術についての説明会を行い、その中でパワートレイン開発担当の薄葉洋常務執行役員は「CO2削減に対してオールマイティなエンジンはなく、これからはお客様の使い方ですみ分けが起こる」と述べた。

薄葉常務によれば、ガソリンエンジンをベースに、走行距離が長いお客がディーゼルエンジンを選ぶことになるとのことだ。その端的な例が欧州市場である。欧州ではディーゼルエンジンが燃費や走りの性能面が評価されて、そのシェアが50%以上にのぼっている。走行距離も日本の年間1万km弱に対し、英国やフランスは1万5000km近くに及んでいる。

ハイブリッドエンジンはガソリンとディーゼルの中間で、都市の中で使うユーザーと走行距離が比較的長いユーザーが中心になる。というのは、ハイブリッドはゴー・ストップが多いほうがよりその効果が出るからだ。

また、電気自動車はバッテリーの技術やインフラの関係にもよるが、今の段階では走行距離に難点があり、都市部での使い方がメインになるとのこと。

確かに燃費や環境を考えた場合、そうなる可能性は高いかもしれないが、問題はそれらのクルマの価格である。いくら自分の走りに合うクルマがあっても、価格がガソリン車より大幅に高ければユーザーが選ぶことは難しい。そういう面で9月発売予定の『エクストレイルクリーンディーゼル』の車両価格が注目される。

《山田清志》
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