気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年5月26日付
●温室ガス「2050年に半減」環境G8議長総括に明記へ(読売・1面)
●「路線も道路も」実用化へ加速、トヨタ・日野が開発参画へ、次世代乗り物DMV(朝日・7面)
●暖かな破局:進む「脱クルマ」 路面電車まちも活性化(毎日・2面)
●もみじマーク義務化黄信号 高齢者の不満増幅与党内に懸念(産経・5面)
●内閣支持率24%に、本社世論調査(日経・1面))
●簡易型カーナビ、松下が世界展開、米大手と組む(日経・1面)
●スズキ、インドで値上げ、原材料高騰、全10車種、最大4%(日経・9面)
●経営の視点:最強トヨタの曲がり角、素材高、原価低減のみ込む(日経・9面)
●「車の東北」へ急ハンドル、中部・九州に次ぐトヨタ第3の拠点に(日経・27面)
●ハミルトンV 中嶋7位F1モナコGP(日経・37面)
ひとくちコメント
6月1日から施行される改正道路交通法により75歳以上のドライバーに高齢者マーク(もみじマーク)の表示が義務化されることに対して与党内から異論が噴出しているという。きょうの産経が取り上げている。
それによると、「高齢者の線引き」と批判が強い後期高齢者医療制度の「第2弾」となりかねないためで、その異論の中身が意味深い。
例えば、「そもそも高齢者に『枯れ葉マーク』とは失礼ではないか」、「もみじマーク」が初心者用の「若葉マーク」と葉っぱの形状が逆さまで、オレンジ色と黄色の“渋い色調”となっていることにも批判が上がったほか、「マークの縁取りが黒いのもいかにも暗示的でけしからん」との声も上がったという。
このため、所轄する警察庁は慌てて今後1年間は違反者摘発を見送る方針を決めたが、「批判はますます強まる公算が大きい」(産経)としている。