西武の新デザイン…30000系公開

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西武ホールディングス傘下、グループの中核会社となる西武鉄道は28日、小手指車両基地(埼玉県所沢市)で、新型車両「30000系」を報道関係者らに初めて公開した。2007年度から使用している新しいシンボルマークを掲げる最初の新型車となる。

新生西武グループ誕生以降、初めての新形式車両は、「スマイルトレイン - 人にやさしく、みんなの笑顔をつくりだす車両 -」というコンセプトが込められ、グループのシンボル的存在として披露された。

当日は西武ホールディングス取締役社長・後藤高志氏も姿を現した。女性かつ利用者の観点からつくられた画期的で斬新な車両の前で「まさに新生西武グループを象徴するもの」と後藤氏はコメントした。30000系は4月から新宿線に就役する予定。

ところで、30000系には、「西」をモチーフにした西武鉄道の新しいシンボルマークが掲出されているが、グループ他社にはデザイン一新の波は来ているのだろうか?

西武バスに尋ねたところ、外観デザインに新たな変化が期待される答えが返ってきた。首都圏などで活躍する路線バスや、全国へ足を伸ばす観光・高速バスなどを展開する同社では、今後について「(西武グループのデザインに合わせるデザイン変更など)社内的に体制が整い次第、順次新デザインに移行する予定です」(西武バス総務部総務課)とコメントしている。

現在、西武バスの路線バスは“笹の葉”をイメージした外観、観光・高速バスは“ライオン”のマークでお馴染みだが、今後、新生西武系カラーをまとった西武のクルマたちが、街を彩る。

《レスポンス編集部》

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