キャンペーン効果で二輪車ETC取付け増加

2008年1月3日(木) 00時56分

二輪車ETCのセットアップ台数が、このところ増えている。

セットアップ情報を管理する財団法人道路システム高度化推進機構(=ORSE。理事長・張富士夫トヨタ自動車会長)によると、「寒さに年末が重なって需要が落ちる時期にも関わらず、07年12月は関西圏だけで1000件を超えるセットアップがあった。同月は全国で5000件を超えることは確実」(同業務部)。

二輪車ETCは専用車載器が必要で、本格サービスは四輪車より遅れて、06年11月からスタートした。当初は車載器の供給が間に合わないほど注文が殺到し、月平均5000台のセットアップが見込まれていたが、車載器本体と取付費用で総額5万円かかることもあり、1年を経過した07年11月のセットアップ台数は、全国で3784件と落ち込み、販売店の在庫も膨らんでいた。

時ならぬセットアップ件数の増加はなぜなのか。「二者択一だった『二輪車ETCらくらく導入キャンペーン』と『二輪車用ETC車載器ご購入支援キャンペーン』が、1台のセットアップで重複して受けられるようになり割安感が増した」(前出・業務部)。

『二輪車ETCらくらく導入キャンペーン』は、車載器を分割購入すると購入費用から1万5750円を割引する。『二輪車用ETC車載器ご購入支援キャンペーン』は、車載器取付け後にウェブ上からマイレージ登録することによって、ETCマイレージサービス2000ポイント(1万6000円相当)が付与される。

それぞれORSEと、NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)が実施するもので、2つのキャンペーンを利用すると、二輪車ETCの取り付け費用は約3万円割引されることになる。

また、ORSEが実施する『二輪車ETCらくらく導入キャンペーン』は車載器の分割購入が前提だが、阪神高速は独自に、ORSE同様の割引を一括購入でも受けられる『阪神高速二輪車ETC化キャンペーン』を実施中だ。

距離別料金制移行を前に、二輪車ETCの割引は今後も強化されそうだ。

《中島みなみ》

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道路システム高度化推進機構(ORSE)は、「二輪車ETCらくらく導入キャンペーン」の対象台数を4000台追加すると発表した。

NEXCO3社(東・中・西日本高速道路)は、共同で実施しているETC車載器ご購入支援キャンペーン」を4輪車、2輪車とも延長すると発表した。4輪車は3カ月、2輪車は1年間それぞれ延長する。

阪神高速道路では、二輪車ETCの本格運用にあわせ、ETC車載器購入などの費用に対して1万5750円を支援する「阪神高速二輪車ETC化キャンペーン」を実施する。

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