【東京モーターショー07】レクサス LF-A …異次元の走り

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【東京モーターショー07】レクサス LF-A …異次元の走り
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今年1月のデトロイトショーでべールを脱いだトヨタグループのスーパースポーツ、レクサス『LF-A』が、第40回東京モーターショーで日本への“凱旋帰国”を果たす。

タウンスピードから高速サーキットまで、すべてのステージで最高のパフォーマンスを発揮する、従来のGTやスーパーカーとは一線を画する高級スポーツカーを目指すという。

ボディサイズは全長4460×全幅1895×全高1220mm。V10エンジンを縦置きし、トランスミッションをデファレンシャルギア近くに置くトランスアクスルRWD(後輪駆動)というパッケージ。

ボディにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用することで劇的な軽量化を果たし、“異次元の走り”を提供する。

速さや快適性だけでなく、排気音のチューンを楽器メーカー、ヤマハと共同で行ない、「世界の騒音規制をクリアしながら美しい排気音を実現した」(トヨタ関係者)という。リアの特異な3本マフラーはそのためのものだ。世界初公開ではないが、今回の東京モーターショーは実際にその姿を目の当たりにできる、格好の機会といえよう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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