日産新技術『アラウンドビューモニター』…クルマを見下ろす?

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日産新技術『アラウンドビューモニター』…クルマを見下ろす?
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日産自動車は8月6、7両日、マスメディア向けに先進技術説明会&試乗会を開催した。紹介された新技術のなかで、縦列駐車や車庫入れが苦手というドライバーにとって朗報と思われるのは、「アラウンドビューモニター」(AVM)だろう。

AVMは、車内のディスプレイに、自車をまるで真上から見ているかのように映し出す技術だ。左右ドアミラー、およびボディ前後の4ヵ所に広角CCDカメラを装備し、得られた画像に特殊処理を施して、クルマの真上から見たような映像を提供するのだ。

デモ車両を実際に運転してみたが、ディスプレイ内のクルマの画像は、本当に車を上空から見下ろしているかのようなものだった。これなら車庫入れや縦列駐車のさい、駐車目標位置に停めるための修正も簡単で、駐車することがゲーム感覚のように楽しく思えてしまうほど。死角の多いミニバンやSUVのユーザーにとってはありがたいデバイスといえるだろう。ちなみに初採用となるのは今年発売される大型ミニバン『エルグランド』になる見通しだという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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