21日にオープンした、セガのアミューズメントテーマパーク・東京ジョイポリスの新アトラクション『頭文字D ARCADE STAGE 4 LIMITED』。実際にクルマに乗り込んで、レースゲームでバトルする。クルマ自体が運転に合わせて傾いたり、振動したりする。
クルマは3台:トヨタ『スプリンタートレノGT-APEX』(AE86、ハチロク)、マツダ『RX-7 Type R』(FD3S)、スバル『インプレッサWRX type R STi Version V』(GC8)。セガAM関連開発統括部アトラクション・シミュレータ研究開発部デザインセクションの本間智和氏によれば、3台はそれぞれ味付けを変えてあるという。
実際に、初級の秋名湖周回コースで乗り比べてみたところ、実車同様にインプ、ハチロク、FDの順で難しくなる感じだ。インプは四駆なので曲がりやすく、ハチロクはそれよりは難しいがドリフトをしやすいのが特徴で、FDはパワーのあるFR車なのでハチロクより正確さを要求されるという具合だ。
コースについては、初球の秋名湖周回コース、中級の妙義、上級の赤城が用意されている。バトルの難易度は、コースに加えて対戦相手を誰に選ぶかでも変化する仕組みだ。
本間氏お薦めのコースは妙義。ハチロクで走ればドリフトしながら走りやすいというのが理由とのこと。実際に走ってみるとその通りで、自然とドリフトできてしまうコーナーが多く、『頭文字D』らしさを最も味わえるコースとなっているようだ。