ランチア・オートモービルズのオリヴィエ・フランソワ社長は、かねてから計画されている日本への正規輸入計画について、目下2009年春に投入する予定であることを明らかにした。
5日に伊トリノで行なわれた新型フィアット『500』の記者発表会終了後、筆者の質問に対し答えたもの。新型『デルタ』の右ハンドル仕様が英国に投入されるのにタイミングを合わせるという。
加えてフランソワ社長は、新型クーペ『フルビア』について、「現在もなお、生産化の可否を慎重に検討中である」と語った。
本国発売からあまりタイミングを置かずに発売されるドイツ車と違い、イタリア車ファンは、それなりの忍耐力が必要である。パスタもイタリア車も“のびない”うちに味わいたい。