新しいトヨタ『ヴォクシー/ノア』には先代のマイナーチェンジから、ノアでは「YY」、ヴォクシーでは「トランスX」と名付けられた5人乗り仕様のグレードも用意されている。新型ヴォクシー/ノアにも、両車に5人乗り仕様が用意されている。

このYYとトランスXはサードシートの部分がすべてラゲッジスペースになっているだけではなく、3枚のデッキボードが装備されており、そのスペースを区切って使ったり、上下二段にして使えるようになっている。

ベットモードにすれば、大人ふたりぐらいなら足を伸ばして寝ることができるスペースができるし、ボードの一枚をテーブルのようにして置けば、ラゲッジスペースを利用して食事を取ったりくつろぐことができるようにもなっている。

新型ヴォクシー/ノアのチーフエンジニアを担当した水澗英紀さんは「5人乗り仕様は先代でも販売比率が5%程度と低かったので存続を検討したのですが、先代ではマイナーチェンジからの導入ということで、PR不足の面もありました。そのため新型では当初から発売設定し、行動派のユーザーにもっと訴求していくことにしました」という。

確かに多人数乗車が魅力のミニバンで5人乗りというのは、使い勝手はスポイルされてしまうが、趣味で自転車レースなどを行なっている人の中には、商用車並みの積載性を持った質感の高いミニバンを欲しいと思っている人も意外に多い。

主に趣味やレジャーの道具として使うなら、新型ヴォクシー/ノアの5人乗り仕様のモデルは役に立つ相棒になってくれそうだ。
《岡島裕二》