【ラジアルタイヤ徹底ガイド】ハイパフォーマンスの名に恥じないバランスのよさ…トーヨー プロクセスT1R

2007年6月16日(土) 02時32分
トーヨー『プロクセスT1R』の画像
斬新なトレッドパターンであるVシェイプパターンの画像
Vシェイプパターンは耐ハイドロプレーニング性能に効果を発揮するだけでなく、外側のブロックとの相乗効果でドライグリップも狙ったつくりだの画像
スポーツタイヤでは定番の回転方向指定だの画像

PROXES(プロクセス)はトーヨータイヤのUHP(ウルトラハイパフォーマンス)タイヤという位置づけだ。その中でも『T1R』はアクティブクルージングをテーマに一般道でのトップレベルのハンドリング性能を目指している。

トレッドパターンは回転方向指定タイプで、Vシェイプパターンが特徴である。このVシェイプはドライグリップと耐ハイドロプレーン性能の両立を図ることを目的としている。

ドライグリップが有利なのは、コーナリング時にはトレッド面のアウト側に大きな力が掛かる。このときVシェイプのブロックの剛性の高い縦長の方向に力が掛かるようになり、しっかりと路面を掴むことができるからだ。

耐ハイドロプレーン性能は深い水の中に入ったときにどう排水するかによって決まるが、Vシェイプの扇形に広がったグルーブ(溝)に沿って効率よく排水されるようだ。これまでよりVの角度を鋭角にしてより排水性を高めたという。

ショルダースタビリティリブも設けられている。左右のショルダーブロックの内側に太くないリブがあるが、これによりショルダーブロックの偏摩耗を抑えることができる。

プロクセスT1Rは高剛性が構造デザインのテーマになっている。トレッド部、サイド部、ビード部のそれぞれのバランスを取りながら剛性アップしている。剛性アップの目的はハンドリング性能向上のためだ。強い力が掛かったときにもしっかりと踏ん張ることができなければ高いグリップ力は得られない。UHPタイヤらしいケース剛性を確保するためだ。

高剛性ケースを実現しているが、いっぽうで振動を吸収するノイズプロテクションシートを採用し、静粛性に関しても考慮した。これにより粗い路面を走行したときのゴォーというロードノイズを低減できるようになっている。

トレッドコンパウンドはNeoシリカコンパウンドと呼ばれるもので、高速耐久性とウエットグリップ、耐摩耗性を高次元でバランスを取ったものだ。超高分子量ポリマーと高分散型シリカを結合させ、実現している。

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《こもだきよし》
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