東京での新型『プレミオ』『アリオン』発表会に出席した渡辺捷昭社長は、低迷が続く国内市場の活性化に腐心している。両車は国内専用モデルだけに「日本のお客様にすべての点で満足いただけるよう」開発に取り組んできたと強調する。
国内市場では1990年代初頭からセダンの衰退が続いてきたが、渡辺社長は「セダンならではの魅力はある」とし、(1)バランスの取れたスタイル、(2)落ち着ける室内、(3)安定感ある走り---の3点を指摘した。
2代目となったプレミオ、アリオンは「5ナンバーセダンの完成形」がキャッチフレーズ。もちろん、これで進化が止まるわけでもなく、渡辺社長は「セダンの魅力をとことん追求して、その開発に全力を挙げて取り組んでいきたい」と、アピールした。