23日発表の日産『デュアリス』、CMキャラクターの「パワード・スーツ デュアリス」は、人間が操縦するロボットではなく、人間が装着することで能力が拡張するスーツ、すなわち着用型動力強化装置である。
デザインは、アニメーション監督でメカニックデザインの第一人者である河森正治氏によるもので、人間の身体と完全に一体となるように変形したことを想定している。
パワード・スーツとは、アメリカのSF作家ロバート・A. ハインラインが1959年に小説『宇宙の戦士』の中で「強化防護服」として発案したもので、この概念は、河森氏の代表作『超時空要塞マクロス』はじめ、かの有名な『ガンダム』は「モビル・スーツ」を名乗っているように、日本のメカデザインに多大な影響を与えているという。
CMのキャッチフレーズ「力をまとえ。野心をまとえ。The Powerred Suit」とあるように、デュアリスを身につけることで、都市で挑戦し続ける人に「機動性」もたらすことを象徴している。