パトカーに体当たり 無免許運転の発覚恐れ

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千葉県警は13日、道路交通法違反容疑での摘発を逃れようと、パトカーに体当たりを行ったとして22歳の男を公務執行妨害や器物損壊の容疑で逮捕した。男は無免許で、容疑については大筋で認めているという。

千葉県警・成田署によると、事件が起きたのは13日の午前10時30分ごろ。千葉県成田市不動ケ岡付近の市道をパトカーでパトロールしていた同署員が、乗用車を運転中に携帯電話を使用している若い男を発見。停止を命じたがこれを無視したため、ただちに追跡を開始した。

逃走するクルマは運転を誤り、近くにある民家の敷地内に突っ込んで停止。パトカーはこのクルマの後部に停車したが、直後にバックで発進。体当たりして退路を作り出し、さらに逃げ続けた。クルマはその後もしばらく逃走を続けたもの、最終的には自走不能となり、運転していた男は徒歩で逃走。応援に駆けつけた署員に身柄を取り押さえられ、公務執行妨害や器物損壊の容疑で逮捕している。

逮捕されたのは22歳の男で、無免許運転だった。警察では道交法違反容疑でも調べを進めているが、男は「無免許が発覚することを恐れて逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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