【新聞ウォッチ】「飲酒運転しない」と宣言すれば、ローン金利を優遇

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年3月8日付

●ジュネーブ国際モーターショー 環境技術PR合戦 8日から一般公開(読売・8面)

●韓国最大手、「ヒュンダイ」全県に出店、09年メドに空白県解消、日本市場テコ入れ(読売・8面)

●トヨタ労組「1万人集会」 実質ベア要求掲げ(朝日・11面)

●三菱ふそうリコール 寸法誤り部品交換(朝日・37面)

●米投資会社も浮上、クライスラー買収、複数の社が接触(毎日・9面)

●中国車、スイス見本市に、初の欧州進出へ(毎日・9面)

●社会人野球東京スポニチ大会、ホンダ、日産など8強(毎日・23面)

●次世代道路サービス、公道実験へ 車載器に渋滞情報 音声と映像で注意(産経・11面)

●伊予銀 「飲酒しません」で車ローン1%優遇(東京・8面)

●日本車メーカー、欧州に「中小型」攻勢(日経・9面)

ひとくちコメント

四国の松山市に本店を置く伊予銀行が「飲酒運転をしない」との宣言書に署名した契約者に対し、金利を通常より1%優遇するマイカーローンの取り扱いを始めるそうだ。きょうの東京が取り上げている。

この種のマイカーローン優遇策は国内の銀行では初めてという。ローンは3月9日から9月28日までの申し込みが対象で変動金利の場合は年利3.925%、固定金利では同4.2%で融資し、通常のマイカーローン金利よりそれぞれ1%優遇するというもの。

記事によると、罰則規定はなく、導入について伊予銀は「収益とは別問題。飲酒運転の撲滅に積極的に参加し、社会に貢献したい」としている。地方銀行が飲酒運転撲滅に積極的に取り組む経営姿勢は評価するものの、顧客獲得のためのピーアールとも受け止められるが……。

《福田俊之》

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