トヨタ自動車は3月のジュネーブモーターショーで『ハイブリッドX』コンセプトを発表する。トヨタのハイブリッド車の新しいデザイン言語を提案すると同時に、将来のハイブリッド技術をアピールする。
【ジュネーブモーターショー07】次期トヨタ プリウスか、明言は避ける
ジュネーブモーターショーに登場した、未来のトヨタ・ハイブリッドのデザインモデルは、4ドア・4シーターのオープンスペースコンセプト、『ハイブリッドX』。大きなガラスエリアを持ち、上から見て前後ウィンドウフレームが向き合った二つのUシェイプになる独特のフォルムが特徴だ。
全長4500mm、ホイールベース2800mm、全幅が1850mmで全高は1440mm。デザインコンセプトということで全幅が広く、また全長は現行プリウスよりも55mm長いだけだが、ホイールベースは100mm伸ばして室内空間を広く取っている。
デザインを担当した南フランスにあるトヨタヨーロッパ・スタイリングセンター「ED2」(2はDの右肩に小さく。二乗)の福市社長は次のように語る。
「燃費に配慮し空力重視のデザインにする場合、ホイールアーチの周りを四角くしたり、車体後部を空気の流れやすいスクエアにしたり、フロントコーナーを削ったりと、デザインして行く上での課題があります。これをいかにデザインに落とし込んでゆくかが、外形デザインのテーマです」
「また『スマートパッケージ』のハイブリッドならではのコンパクトなパワートレインを活かし、いかに小さなサイズの外形で室内を大きく使うことが出来るかにもトライしました。結果として、コンパクトな車体のおかげで重量軽減も可能となり、燃費にもプラスとなりました」
採用されているハイブリッドシステムは、現行『プリウス』をベースとしているのだが、このハイブリッドXコンセプトが次期プリウスであるとの明言は避ける形でのコメントだ。しかし、ハイブリッドシステム自体の進化と共に、次期プリウスのデザインにつながるヒントとして注目に値する。
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