日本自動車販売協会連合会の小栗七生会長は、会長会見で、国内の登録車の販売が低迷していることについて「買いたい、乗りたい、魅力的な商品が少ないからだ」との見方を示した。
国内の登録車の新車販売は低迷しており、1月まで19カ月連続でマイナスが続いているほか、2月も前年を割り込む見通し。
小栗会長は「公害対策や安全対策に配慮し、燃費の良い、買いたい、乗りたい商品が出てくれば今後市場も変わってくる」と述べた。さらに、軽乗用車の販売が好調なことについては「維持費が安いことやダウンサイジングの傾向が軽の好調につながっているのでは」との見方を示した。