スポーツマインドを大切にするマツダ。製品作りだけではなく、オーナーがサーキットで走る機会も提供している。愛車でサーキットを走りたい。そんな声にマツダにしっかり応えているのだ。
しかし、さらに進んだオーナーも存在する。愛車でサーキットを走るのとは逆に、サーキット仕様車で日常のドライブも楽しみたい。その要望に応えるべく登場したクルマが、公道を走れるレース仕様車『ロードスターNR-A』バージョンなのだ。
ベース車は5MT。サーキット仕様は主に足回りで、車高調整機構付ビルシュタイン社製ダンパー、トルクセンシング式スーパーLSDを採用している。一方、オーディオはなし。ホイールもデザインが入っているとはいえスチール製で、アフターパーツの取り付けを前提としている。
この状態でナンバーを取得できるが、サーキットを走るためにはロールバーやシートベルト、牽引フックなどの安全部品を装着する。展示車はこれらのオプションが装着済みで、今すぐサーキットに持ち込める仕様だ。