量産車として最も新鮮なフランス車で、日本では2005年東京モーターショーに参考展示され、先ごろ発売になったばかりのシトロエン『C6』と、ドイツ車を代表し、9月発売の新型アウディ『TT』クーペを採り上げ...
【D視点】シトロエンワールドは時代の先端…C6
2006年12月30日(土) 17時32分
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シトロエンの確信犯登場 |
2005年ジュネーブモーターショーで世界初公開され、フランス本国では昨年より発売されているシトロエン『C6』が、日本でも10月25日に発売された。シトロエンからのエグゼクティブ・サルーンは十数年ぶりの復活となる。
前輪駆動らしい長大なフロントオーバーハングとロングホイールのクーペスタイルは、シトロエンのエグゼクティブサルーン共通のテーマ。全長4910mm×全幅1860mm×全高1465mmと先代にあたる『XM』より一回り大きくなり、その前のエグゼクティブモデル『SM』に近い。3.0リットルV6エンジンは、この市場クラスにしては小ぶりなのもシトロエンの伝統である。
フロントビューは新生シトロエンのブランドマーク「ダブルシェブロン」を象ったクロームプレートのフロントグリルと、『DS21』を想わせるシンプルなヘッドランプ。リアビューはバックライトのインバースデザインがSMを思い起こさせるが、小ぶりな個性の強いテールランプがC6であることを主張している。
また、シンプルで歯切れのよいランプ等の部品類をアクセントとした、イルカにも似た空気抵抗の低そうなエクステリアデザインは、メーカーの狙いである「エレガンスな存在感」を余すところなく表している。
新世代シトロエンがチャレンジした数々のアイデアを、シトロエンが最も得意とするエグゼクティブ・サルーンで具現化したことは、まさに“確信犯”といえる。
近年、ドイツ車を起点としたパワー競争に伴って、アグレッシブなデザインが主流となるなか、C6のデザインは一服の清涼剤となっている。欧州で発売以来大好評なのも、多くの人がこの清々しさに共感した証であろう。
《松井孝晏》
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