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【デルファイ テックフォーラム】環境と安全に焦点を当てた技術開発

2006年12月27日(水) 00時55分
デルファイが提唱する統合安全技術“コクーン・オブ・セーフティ”の画像
衝突時に電装回路のショートを未然に防ぐ、安全デバイスの画像
加藤静男 日本デルファイ・オートモーティブ・システムズ代表取締役社長の画像
東京・昭島にある日本デルファイの開発拠点の画像

アメリカの自動車部品大手、デルファイの日本法人、日本デルファイ・オートモーティブ・システムズは、技術カンファレンス「デルファイジャパンテックフォーラム2006」を開催し、同社が現在開発を進めている諸技術の紹介を行なった。

今回のフォーラムのメインは環境技術と安全技術。環境技術ではディーゼル関連ユニットがメインで、コモンレール噴射装置、ユニットインジェクター、尿素SCR(選択還元触媒)用のアンモニアセンサーなどが紹介された。ほか、低コストなパワーエレクトロニクスユニットや高電圧配線などのハイブリッド関連技術、E85およびE100のアルコール燃料対応技術、アルコールとCNG(圧縮天然ガス)のバイフューエルシステムなど、広範にわたる環境技術の展示が行なわれた。

いっぽう、安全技術ではデルファイ独自の安全思想である「コクーン・オブ・セーフティ(サナギを守るまゆのように乗員を守る安全システム)」の一環として、事故時にヒューズより確実に電気を遮断するバッテリー遮断セーフティデバイスについての展示もなされた。

加藤静男社長は「アジアにおけるデルファイの研究開発拠点は中国、韓国、シンガポール、東京に置かれているが、日本が技術開発の指揮をとることが何よりも重要」と語り、日本における研究開発力を増強する意向を示した。昨秋、米・破産法11条の適用を受けたデルファイだが、経営状況は好転してきており、来年に破産法11条からの脱却を目指している。

《井元康一郎》
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