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F1がハイブリッド? バイオも! 規則変更ロードマップ

2006年12月24日(日) 13時50分
ヘレステスト(12月。ホンダ、アンドレッティ)の画像
ヘレステスト(12月。トヨタ、パニス)の画像
ブラジルGP(10月、スーパーアグリ、佐藤琢磨)の画像
ブラジルGPスタートの画像

F1がハイブリッドに? FIAはさる12月8日、コンストラクターズ代表のGPMAと、今後5年をかけてF1のレギュレーションを改定してゆくことに合意、ロードマップを発表した。年内に最終合意に至る予定だ。

ロードマップ

2007年
●レギュレーション発表済み
●現行2.4リットルエンジンの“凍結”

2008年
●すでにレギュレーション発表済み。ただし前後輪中心間の空力的付属物(バルジ、ウイングレット、煙突など)の禁止の可能性(全チームの合意による)
●スポーティング規則により実車の風洞使用、モデルの風洞使用、テスト装置の使用などを制限する(過半数のチームの合意による)。
●現行2.4リットルエンジンの継続

2009年
●ブレーキエネルギーの回収と再利用 ※1
●ダウンフォースの50%削減
●オーバーテイクを容易にするため、空力など変更
●現行2.4リットルエンジン規定の継続と、可能ならばドライブトレイン(エンジンとトランスミッション)の4戦使用

※1 具体的な技術や、回収したエネルギーを何に再利用するか定義していない。駆動力に再利用するなら、パワートレインを内燃/電気のハイブリッドとし、ブレーキエネルギーで発電、電池やキャパシタに一時蓄電し、電気モーターで駆動力を補助する、回生ブレーキが考えられる。畜圧(油圧、気圧)やフライングホイール(弾み車)は?

2010年
●廃棄(浪費)熱エネルギーの部分回収と駆動力への利用 ※2
●排ガスのエネルギーの部分回収と、それの駆動力への利用 ※3
●全部または一部標準化された空力パーツ(あるいは、ロードカー開発に貢献する規則の導入)
●現行2.4リットルエンジン継続と、可能ならばドライブトレインの4戦使用の継続

※2 ここでは駆動力に利用すると定義してある。
※3 この項目とその前項では、技術は定義していないがターボのようなものが考えられる。2011年はターボチャージャーと明記してある。

2011年
●おそらく新規格の4戦連続使用エンジン。以下の特性をもつ。
--高効率のターボチャージャー導入
--燃料(エネルギー)の流れの制限
--直噴
--高回転(1万5000プラス)のためのダウンサイズ
--バイオ燃料の導入(燃料の流れよりはエネルギーの流れに制限を加えることにより、バイオ燃料なら何でもありとする可能性も)
●おそらくシャシー規定の改変。以下を含む。
--ダウンフォースのさらなる削減
--コーナリングとハンドリング技術の強化
--エネルギー効率化のための電子制御自由化
--ドライバー補助のための電子制御も自由化の可能性
●ロードカーとの関連を考慮した素材の使用
●ロードカー関連技術の導入

2012年
●新エンジンの導入。上記と同様。
--今後については検討する。ここに書かれていないが重要な技術や研究分野もあり得る。

規則改正の目的は自動車産業(そして社会一般)に関連した研究開発を刺激すること。その目的にそぐわない技術開発を排除し、コスト効率を高めるとともにコスト削減し、世界最高峰のモータースポーツとしてF1のイメージと興奮を維持し、さらに高めることにある。

《高木啓》
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和解に向けてFIAと最終協議に入っていたGPMAが、少なくとも今後5年間F1に継続参戦することで合意に達したことを明らかにした。

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