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【エコプロダクツ06】車体重量を300kg軽くする方法

2006年12月22日(金) 12時12分
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「自動車に使われている鋼材をすべて炭素繊維に置き換えたとしたら、車両重量が300kg軽くなる。それによって、燃料が36%節約でき、二酸化炭素が17%削減できる」

東京・有明のビッグサイトで行われた「エコプロダクツ2006」(14日〜16日)で、来場者にこう訴えたのが東レだ。

炭素繊維は鉄よりも軽くて硬いという特徴を持っており、東レはその最大手。同社の炭素繊維「トレカ」は現在、航空機をはじめ、プロペラシャフトやリアスポイラーなど自動車部品の一部に使われている。

これをほかの自動車部品にも拡大しようということで、今回自動車のカットモデルを展示し炭素繊維のPRを行った。ただ、トレカは航空機業界では引っ張りだこの状況だ。なにしろ、米ボーイング社の新型旅客機『787』の機体はオール炭素繊維で、東レが向こう16年にわたって供給することになっているからだ。その量は1機あたり30トンになるという。

そのため、なかなか自動車向けには回らない気もするが、東レでは増産を進め、自動車業界にも積極的に売り込んでいく方針である。先般、2015年度までに乗用車の燃費を平均23.5%改善することをメーカーに義務づけることが発表されたが、炭素繊維はその強い味方になりそうだ。

《山田清志》
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