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車を捨てて定期券をもらおう! ---イタリア政府のアイディア

2006年12月11日(月) 19時27分
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車をやめると、定期券がもらえる。そんなアイディアが現在、イタリア政府内で検討されている。

イタリアでは、キャタライザーを装着していない排ガス未対策車が今日でも多い。その数は、南部の一部州では7割に達するといわれる。そのため、97年から数回にわたって新車買い替え奨励金制度を設けてきた。

今回の案は、いわばそれを拡大したもの。古い車の登録を抹消する場合、それに関わる諸費用を不要とする。同時に公共交通機関の定期券代を1年間国が負担する。

ただし、今のところ対象車両・年式などの明確な線引きは示されておらず、実際に定期券の金額や対象エリアも明らかにされていない。実際に実施されるかも微妙なところだ。

イタリア政府は同時に、排ガス基準がユーロ0および1の車をユーロ4や5適合の新型車に買い換える場合、800ユーロ(約12万円)の買い替え奨励金を出すことも検討している。金額はメタン、LPG、電気、ハイブリッドの場合は、1500ユーロ(約23万円)に上昇する。自動車税も、排気量に応じて2−3年免除する考えだ。

ただしそうした“大盤振る舞い”の陰には、円換算で871億円にのぼる新車購入に伴う消費税収入が、しっかり見込まれている。

《大矢アキオ》
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