現場にクルマを捨てて逃走していた男を逮捕

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今年6月、京都府京都市伏見区内の名神高速道路で3人が重軽傷を負ったひき逃げ事件について、京都府警は17日、現場にクルマを放置して徒歩で逃走していた25歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

京都府警・高速隊によると、問題の事故は6月29日深夜に発生している。京都市伏見区竹田三ツ杭町付近の名神高速道路下り線を走行していた30歳男性運転のワゴン車に対し、後続の乗用車が追突。ワゴン車は押し出されるようにして横転し、乗っていた3人が重軽傷を負った。

追突してきたクルマも側壁に激突して中破。自走できない状態となったが、運転していた男はその場にクルマを捨てて逃走。近くにある深草バス停もしく京都南インターチェンジから徒歩で高速道路外に出たものとみられていた。警察では遺留品などから男の身元を特定。今回の逮捕に踏み切っている。

調べに対して男は「捕まるのが嫌だった」と話しているが、同乗者の存在を示唆する痕跡も車内にはあり、警察では同乗者が運転していた可能性も考えられるとして、男を厳しく追及している。

《石田真一》

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