【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
  • 【インタビュー】iPod エコシステムの鍵をアップル社イング氏に聞く
4
  製品情報公開で商品展開を加速する

ただ、アップルとしては、サードパーティに対して今後も同じコネクタでいくという保証を与えている訳ではないという。「今のところ30ピンコネクタで特に問題は発生していないので、近い将来に新しいコネクタを導入する予定はないのも事実だ」(イング氏)と、同社としては“近い将来変える予定はない”という言及にとどまっている。

とはいうもの、アップルとしてはサードパーティと密接に製品開発を進めているという。「秘密保持契約に基づきサードパーティに対して30ピンコネクタやiPodの制御に関する情報を公開している。サードパーティはそれらを利用することで、より短期間で製品を開発することができる」(イング氏)という通り、アップルは秘密保持契約を結んだサードパーティに対して、コネクタの仕様やiPodコントロールの情報を公開しているという。

そうした製品情報を、秘密保持契約ベースではあるが公開することで、サードパーティにiPod周辺機器を作ってもらい、よりiPodの世界を広げていく。イング氏はそうした戦略を「iPodエコシステム」と呼んでいるが、そうした循環モデルを作り上げていくこと、さらにiPodの魅力を高めていくというのが同社の基本戦略であるということだろう。

《笠原一輝》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集