飲酒検問から逃走のホスト、激突事故で死傷

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20日早朝、沖縄県浦添市内の国道58号で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が道路左側の標識柱に激突する事故が起きた。クルマは大破し、1人が死亡、運転者を含む3人が重軽傷を負っている。

沖縄県警・浦添署によると、事故が起きたのは20日の午前5時ごろ。これより約1時間前の午前3時50分ごろ、沖縄県警・那覇署が那覇市泊付近で飲酒検問を実施していたところ、1台の乗用車が停止命令を無視して突破。そのまま逃走した。待機していたパトカーがただちに追跡を開始したが、クルマが約2km離れた浦添市屋富祖付近まで逃走したところで見失った。

捜索は浦添署が引き継ぎ、浦添市城間付近で逃走車とよく似たクルマが遠方に走っているのを偶然発見。このクルマが走っていった方向に向かったところ、浦添市牧港5丁目付近の国道58号で路外に逸脱し、道路左側の標識柱に激突大破している乗用車を見つけたという。

この事故によって助手席に同乗していた21歳の男性が死亡。運転していた21歳の男性が全身を強打し、意識不明の重体。後部座席の2人も重傷を負った。

4人は東京にあるホストクラブの従業員で、観光目的で沖縄を訪れていたという。警察では飲酒運転と速度超過が事故の直接原因としている。

《石田真一》

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