ジーコ監督がほんとうに語ったこと…ワールドカップ敗退

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント

日本、ワールドカップ敗退。対ブラジル戦直後の、ジーコ監督へのインタビュー(NHK地上波TV放送)の全発言を翻訳掲載。ロスト・イン・トランスレーションなし。《翻訳・文責:編集部 高木啓》


記者(日本語):…ある種、ジーコ監督にとっても集大成のゲームだと思ったんですけども、今日の結果が今の日本の力なんでしょうか。

通訳(ポルトガル語):…これが日本の達成している水準ですか。

ジーコ監督(ポルトガル語):この試合で日本が到達した試合状況は大変難しい状況でした。対オーストラリア戦で起こったことが対ブラジル戦でも起こりました。自らをさらけ出して、何かリスクを冒さなければならないのです(※1)。ブラジルのチームにはたいへん高い質と技術があり、日本チーム選手のこうした精神面を利用しました。前半終了間際のゴールがすべての状況を複雑にしてしまいました。

通訳(日本語):そうとも言い切れないと思います(※2)。というのは、オーストラリア戦の一敗というのがやっぱり効いて、今日のようなブラジル相手に2点差を最低でもつけなくちゃいけないという状況に追い込まれて、ほんとに最初は出足よかったのですけれども、前半終了間際に1点取られたということで、やはりブラジルをのせてしまうとですね、今日の後半の結果になってしまうということで。流れの中からもう少し、前の試合のときに、ということはありますよね。

記者(日本語):一次リーグ敗退、どう受け止めてらっしゃいますか。

通訳(ポルトガル語):次の段階に進めなかったということを、今、どう感じていますか。

ジーコ監督(ポルトガル語):まあ、望んだ結果ではありませんでしたが、これもフットボールです。すべては最初の試合で決まったと思います。最初の敗戦が、我々の計画をすべておかしくしました。

通訳(日本語):ほんとに悔しいことは悔しいですけども、第一戦のあの負け方が痛かったということで、まあこれはもうサッカーの世界は厳しいのでね、努力しましたけど、致し方ない結果になってしまったということで、ほんとに悔しいです(※3)。

記者(日本語):ありがとうございました。


※1 先制点を取って「守り」「受け」に入ってしまい、ゲームを支配できる立場だったのにそうしなかったことを指す。

※2 記者はチームの実力を聞いているのに、ジーコ監督はこの試合でのパフォーマンスについて答えている。通訳かジーコ監督の誤解があったと思われるが(通訳の前半不鮮明)、やや強引に話をつなげている。これ以後の訳は逐語訳からは遠い。

※3 ジーコ監督は「悔しい」とも「厳しい」とも「努力した」とも「致し方ない」とも言っていない。「ほんとに」と強調もしていない。
《高木啓》

《PR》関連記事

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめの商品