【スバル レガシィ 改良新型】サーキット試乗…カタログに現れない

2006年6月2日(金) 14時55分
2.5 BOXER SOHC 16VALVE VARIABLE VALVE LIFT(EJ25)の画像
新形状コンプレッサーハウジング図の画像
可変バルブリフトの効果(EJ25)の画像
3.0Rの画像
2.0GTの画像

マイナーチェンジを行ったスバル『レガシィ』(24日発表)は、エンジンにも改良が加えられている。最も大きく進化したのは「アウトバック」の2.5リットルだが、2.0リットルターボや6気筒の3リットルエンジンも、扱いやすさを高めるために改良が施されている。

2.0リットルターボはターボ内部の形状を大きく変更し、コンプレッサー内部の圧縮空気の流れを整流することで低中速域のトルクを高めている。これにより、カタログの最大値は変わっていないが、最大トルクの発生回転が2400回転から2000回転まで下げられているのだ。

同様に3.0リットルエンジンでも可変バルブリフトのタイミングを変更することで、低中速域のトルクを約1kgmほど高めている。

スバル技術本部エンジン設計部の福田立さんは「今回の2.0リットルターボと3.0リットルエンジンの改良はカタログの数値には表れませんが、実用域でのトルクを向上させていますので、だいぶ扱いやすくなっているはずです。同時に『SI-DRIVE』を採用したことで、実用燃費も約10%程度向上させることができました」という。

実際にサーキットを走らせてみても、ターボ車は回転が2000回転付近まで下がってもターボの立ち上がりが早く感じられ、低速域からでも鋭い加速を引き出すことができるようになった。

同時に3.0リットルも、頻繁に使われる2000−3000回転のピックアップが若干良くなっている。これらの改良は加減速の多い、市街地の流れに乗って走るときにも、大きな効果を発揮してくれるはずだ。

こうしたカタログには現れない、隠れた改良ポイントが数限りなく多いのも、レガシィのマイナーチェンジの大きな魅力なのだ。

《岡島裕二》
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