クラリオン、統一グローバルブランド『Clarion』へ

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カーオーディオのブランドとして長い間親しまれてきた『ADDZEST』(アゼスト)が、新たにグローバルブランドとして企業名と同一の『Clarion』(クラリオン)へと引き継がれることとなった。

ADDZESTはこれまで日本国内だけのカーオーディオ用ローカルブランドとして展開されてきたわけだが、今回のブランド名変更により、全世界で統一されたブランドでの商品展開が進められることになる。

クラリオンは1940年にラジオを製造する会社としてスタートしたが、当時の進駐軍が楽しんでいたカーラジオに目をつけ、1951年に日本初のカーラジオを開発し発売したのが企業としての原型となったという。その後、1963年には日本初のカーステレオを発売し、その後は車載用パソコンとして知られるAuto PCを導入するなど、常に車載における先駆者としての立場を世に知らしめてきた。

そのクラリオンが今回のブランド変更に伴ってチャレンジするのは、「車載空間を音と情報のある、安心と快適な空間」を実現する『クラリオンHMI』(Human Mobile Music Media Interface)の思想である。クラリオンによれば、その思想が求めるものとして「お客様のより使いやすい事は何か?」「安全性は本当に確かなのか?」「お客様の求める品質はどのようなものか?」の3つを最大のテーマとして商品開発を行っていくとしている。

すでにクラリオンは2月よりこのブランドによるCM展開を行っており、そのコンセプトを表現する音楽レーベルとして世界75カ国にネットワークを持つ、世界最大の音楽会社「ユニバーサルミュージック」とのコラボレーションを実現。

その第一弾アーティストとして世界的なジャズアーティストである「akiko」の「AROUND THE WORLD!」をCM楽曲として採用している。この曲は1957年に公開された映画『80日間世界一周』で使われた曲をアレンジしたもの。ワールドワイドな展開を行うClarionの歴史ともリンクするという意味で採用されたという。

また、2006年スーパーGTシリーズへの参戦も近藤真彦が率いる「KONDO RACING」をスポンサードしていくことも発表した。ドライバーにはエリック・コマスと柳田真孝の起用を決定したことも発表された。

《会田肇》

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