ホーム > ビジネス > 企業動向

そこまでやる? フォードの社内改革

2006年1月31日(火) 19時39分

アメリカ国内でのシェア回復、業績向上に努めると約束したフォードが、思い切った社内改革に着手した。2月1日より、本社があるミシガン州ディアボーンのトラック工場に勤務する従業員で、フォード以外のクルマに乗っている者は敷地内の駐車場の使用が禁止となる。

もちろんフォード社として「フォードあるいはグループ企業以外のメーカーのクルマに乗ってはならない」という取り決めを行っているわけではない。しかし今回の新ルールは、UAW(全米自動車労働者組合)の地方支部からの支持も受けているという。

今回の、フォード車以外のクルマに駐車場使用の権利を与えない、という決定は、トラック工場のプラントマネージャーから出されたもの。2月1日以降、フォード車以外のクルマを所有する従業員は、通りを隔てた駐車場を利用することが義務づけられる。

確かに自動車メーカーでは従業員価格のインセンティブを行うなどして自社のクルマに乗ることを奨励してはいるが、今回のようなルール作りは業界でも初めてのこと。

「工場まで長い距離を歩く分、フォード車以外のクルマのオーナーの方が健康面で利益をこうむるのではないか」とメディアに揶揄される決定だが、当のマネージャーは「すべてのフォード工場でこのようなルールを作るべき」と強気なそうである。

《Sachiko Hijikata, US editor》

注目ニュース

フォードショック! リストラ発表

かねてから注目されていたフォードのリストラ策が発表された。その内容は、2012年までにアメリカ国内で2万5000−3万人を解雇し、14の工場・施設などを閉鎖する大掛かりなもの。

フォード・モーター・カンパニーは、役員人事を発表した。今回の人事交代は、事業の一層の合理化を図るとともに、今年の第1四半期末までに幹部職を約12%削減するという計画の一環。

ブリヂストンの米国子会社ブリヂストン・アメリカス・ホールディング・インクは、2月10日からシカゴで開催される「シカゴオートショー」(シカゴモーターショー)に出展すると発表した。

【東京オートサロン06】北米で人気の「NITTO」タイヤが上陸

TOYOタイヤがアメリカを中心に展開していた独自ブランド「NITTO」タイヤが、その高い人気と実績を引っさげて国内初登場! 注目はコンフォータブルなハイグリップタイヤとして圧倒的な支持を得ている『NT...

【CES 06】着実に普及、アメリカの地上デジタルラジオ

昨年のCESでも注目されていたアメリカの地上デジタルラジオ放送、『HD Radio』の人気が急速に高まってきているという。これはラジオ放送のデジタル版で、アメリカですでに根付き始めているサテライトラジ...

アメリカの自動車メーカー大手2社のGMとフォードは、2005年のアメリカ市場での販売台数が前年比マイナスとなった。GMとフォードの販売台数は、それぞれ3.7%、5.0%のマイナスで、プラスになったダイ...

RSS

編集部ピックアップ