【後席安全性】試験の前準備に使うソーク室も初公開

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【後席安全性】試験の前準備に使うソーク室も初公開
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今回の後席シートベルト着用効果試験は、自動車アセスメントの各種試験とは異なり、参考試験レベルに留まることから、アセスメント試験では非公開となるソーク室の公開も合わせて行われている。旧施設時代も含め、ソーク室が公開されるのは今回が初めてとなる。

ソーク室は衝突実験に使う車両のセッティング、そして温度や湿度の管理を行うところ。どちらかといえば後者の役割の方が重要で、衝突させるクルマはこの部屋で一定の温度に保たれた後に試験が使われる。温度や湿度を一定にすることで試験条件を合わせ、一年中行えるようにしたというわけだ。牽引による加速はソーク室から始まるが、衝突地点までに車体やダミーが冷えたり、暖められたりすることはないという。

公開時には、午後の試験で使用されるクルマのセッティングが行われていた。ダミーの搭載状況は午前の試験とまったく同じだが、後席シートベルト非着用状態となり、3歳児ダミーはチャイルドシートのハーネスを使わない(拘束しない)状態となっている。

セッティングには自動車メーカーの社員が立会い、その様子をチェックしていた。

《石田真一》

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