【トヨタ エスティマ 新型発表】デンソー、AFS用ECUを新開発

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【トヨタ エスティマ 新型発表】デンソー、AFS用ECUを新開発
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デンソーは、ヘッドランプコントロールシステム(AFS)用小型コンピュータ(ECU)を開発したと発表した。新開発ECUは、16日に日本で発売された新型トヨタ『エスティマ』に採用された。

AFSは、ステアリング舵角と車速に応じて、ロービームヘッドランプの向きを水平方向にコントロールすることにより、夜間コーナリング時の視認性を向上させるシステム。

今回開発したECUは、ヘッドランプの向きをコントロールするモータ駆動回路をモータに移動したほか、入力、出力にそれぞれCAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)の通信方式を採用しコネクタ部分を小型化、マイクロコンピュータやICチップを小型化したことで、容積を従来と比べて70%小型化した。

また、入力にCAN、出力にLINの通信方式を採用することで、ECUを小型にするだけでなく入出力側のワイヤーハーネスの数を従来に比べて大幅に削減した。さらに、道路状況や車速に応じたよりきめ細かな配光制御により視認性を向上させるため、中高速域で左右のロービームを同時に水平方向に動かす機能を追加するとともに、交差点や急カーブなど特に低速で走行する領域において、制御の改善した。 

新開発AFS用ECUは、AFS制御機能だけでなく、ヘッドランプを垂直方向にコントロールするオートレベリング制御機能も持つ。従来のAFS用ECUは、オートレベリングECUよりも高価格だった。今回開発したAFS用ECUは、低コスト化により、オートレベリング用のみとしても提供可能で、低コスト化が図れるとしている。

《レスポンス編集部》

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