スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り
  • スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り
  • スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り
  • スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り
  • スズキ スイフト JWRC同乗体験---ラリージャパンの走り

新得町にあるサホロモータースポーツランドのダートコースにて、スズキのJWRCワークスドライバーである、P・G・アンダーソンとガイ・ウィルクスによる同乗走行を体験してきた(10月3日)。

コースはラリージャパンのレグ3で使用されたSS22/23、SS25、26の裏山にあたる林道だ。前日夜半から未明にかけて降った雨により、コース上に砂利と重機を入れて整備しなければならない状態だったが、そのおかげで路面状況は実際のステージに近い(ドライバー談)状態での走行となった。

1周約1.5km。タイムにして1分5秒くらいとのことだったので、アベレージスピードでいくと83km/hほどになる。アベレージで80km/hを超えるということは、直線スピードは150km/h近くに達する。視界が開けているサーキットと違って1.5車線ほどの林道での体感スピードはそれ以上だ。

ちなみに新得の最終SS(SS26:24.88km)でトップタイムをだしたグロンホルムのアベレージスピードは101.5km/h。グループNトップ(総合12位)だった奴田原で93km/h。このSSで総合14位だったウィルクスのアベレージは92km/hだ。

札内のようなコースでは馬力や排気量の差がでてしまうが、実際のラリーコースならランサーやインプレッサと遜色ない速度ということだが、よくいわれるように乗り心地は悪くない。コースはアップダウンやギャップがかなり激しいものだったが、変に飛び跳ねたりせず路面への接地感が常にある。

運転スタイルも両者の違いが現れていた。比較的グリップ走行で落とすところは落とすウィルクスに比べて、北欧出身のアンダーソンは手前から姿勢を作ってブレーキ操作は最小限にするタイプだ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集