【パリダカ06】三菱記者会見…VW トゥアレグ に有利な規則

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ここ数年は三菱のひとり勝ち、というイメージもあったダカールラリーだが、いよいよその強力なライバルとしてクローズアップされるようになった存在が、実質3年目の挑戦となるフォルクスワーゲン(VW)だ。

「彼らはディーゼルエンジン搭載の『トゥアレグ』で参戦してくるわけですが、レギュレーション的には、古い時代のディーゼルを想定したままのリストリクター径が適用されていますからね。ガソリン車のパジェロが32φであるのに対し、VWは39φですから」と、中山修チームリーダーは、レギュレーション的なVWの優位性を指摘する。

増岡も「ディーゼルにはトルクが太いという特性もありますからね。それよりも、VWは予算規模が我々の2−3倍(笑)と言われていますから」と、対抗馬の急成長ぶりを警戒している。

VW陣営は元三菱の強豪選手らを含む5台体制で打倒パジェロを狙っている。その一角には、90年と92年のWRCチャンピオン、カルロス・サインツもいるのだ。しかも、サインツのコ・ドライバーは、前回大会で増岡のコ・ドラを務めたアンドレアス・シュルツ。メモン同様、増岡とは名コンビを謳われ、03年には優勝を遂げているシュルツである。

実は先日、そのシュルツから増岡に間違い電話がかかってきたというのだ。「サインツはミスが少ない。砂を走ることにも、慣れてはいないが、悪くない。彼はそう言っていましたよ」

(大会6連覇、通算11回目のダカールラリー総合優勝を目指す三菱自動車チームの増岡らが、1日に都内での壮行記者会見を開催)。

《遠藤俊幸》

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