昨年90周年を迎えた老舗マセラティの東京モーターショー展示車は『クアトロポルテ・エグゼクティブGT』『クアトロポルテ・スポーツGT』『グランスポーツ』『バードケージ75』(23日まで)『MC12』(24日から)。中でも日本初公開となる2種類のクアトロポルテGTに注目だ。
エグゼクティブGTはラグジュアリーサルーンとGTカーの性能を兼ね備えた『クアトロポルテ』のエレガントなスタイリングをさらに追及した新仕様車。クローム仕上げのラジエターグリルやウッドやアルカンタラを贅沢に使用し、リアシートにはコンフォートパックや折り畳み式テーブルが装備した最上級の快適仕様だ。価格は1554万円。
一方のスポーツGTはその名の通り、スポーティな走りをさらに追及した新仕様車。20インチホイール、ブラックのカーボーンファイバーのインテリアがアグレッシブで精悍な印象だ。機能面では、シフトチェンジスピードを35%以上向上させた最新のギアボックス、専用のチューニングを施されたスカイフックサスペンションなど、走りを突き詰めるべく改良が行われている。価格は1512万円。
マセラティの販売台数の70%近くを占めるクアトロポルテ。魅力的な2つの新仕様をラインナップに加え、その人気はますます高まりそうだ。