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交通事故処理の恨みを晴らすロケット花火に有罪判決

2005年10月15日(土) 08時10分

今年7月、和歌山県警・橋本署に大量のロケット花火を打ち込み、警察官1人を負傷させたとして公務執行妨害と傷害の罪に問われていた22歳の男2人に対する判決公判が11日、和歌山地裁で開かれた。裁判所は2人に執行猶予付きの有罪判決を命じている。

問題の事件は今年7月4日の午前1時ごろに発生している。和歌山県橋本市市脇4丁目にある和歌山県警・橋本署に若い男2人が侵入し、ロケット花火約40本を署内に向けて打ち込んだ。ロケット花火は1階部分を飛び交い、これが額に当たった48歳の交通課係長が全治10日の軽傷を負っている。男たちは逃走したが、近くのコンビニエンスストアの防犯カメラに大量の花火を買い込む姿が撮影されており、これを基にして22歳の男2人が逮捕された。

11日に行われた判決公判で、和歌山地裁の田中伸一裁判官は「主犯の男は自分の仕事がうまくいかないことから、“何か目立ったことをやろう”と、この犯行を思いつき、友人を誘って実行に及んだ」と指摘。警察を狙った動機については「以前、自らが関係した交通事故の処理を巡り、不満を抱いていた警察を選んだ」と認定した。

その上で田中裁判官は「動機は軽薄であり、自己中心的で危険極まりない犯行」として、主犯の男に懲役2年6カ月(執行猶予4年)、従犯の男に懲役2年(執行猶予4年)の有罪判決を言い渡している。

《石田真一》
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