18日午前、ミラノ証券取引所ではフィアット株に大量の売り注文が入り、前日比−11.28%を記録して一時ストップ安となった。昨年まで7ユーロ台をつけていた同社株が、この日は4.45ユーロにまで値を下げた...
フィアットがフォードと提携、新型 500 を生産へ!?
「フィアットの新パートナーはフォード?」…そんな情報が8日午後、欧州を駆け抜けた。発端は、イタリアの自動車誌『クアトロルオテ』のウェブサイトだった。それによると、フィアットは近い将来フォード・ヨーロッパと業務提携を結ぶ。
そして次期フォード『Ka』と共通のプラットフォーム上に、ニューモデル『500』を開発するというものだ。500のベースは、2004年ジュネーブモーターショーで発表された『トレピウノ』である。デビューは2007年で、工場は現行『パンダ』と同じポーランド工場が充てられるという。提携範囲は生産に留まる見通しで、資本関係は視野に入っていないらしい。
このニュース、2月にGMとの関係を清算したフィアットだけに、欧州メディアはいずれも「一条の光明」のようなニュアンスで報じている。自動車ファンとしても、発売を望む声が高かったトレピウノが「いよいよ?」ということで興味深い。
ただし歴史を紐解くと、フォードにとってフィアットとの関係には苦い過去がある。戦前、イタリア工場進出を計画したヘンリー・フォードは、フィアットの創業者ジョバンニ・アニェッリI世にあらゆる手段を使って阻まれた。
60年代末にはフェラーリ救済に関して、フォードとの交渉が決裂したのを尻目にフィアットが資本参加した。さらに86年のアルファロメオ買収合戦でも、先にフォードが話を進めていたにもかかわらず、最後の最後でフィアットが傘下に収めた。
世紀が変われば仲良く腕を組めるか。それとも過去の因縁を引きずるか。情報の行方に注目したい。
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フィアットはジュネーブモーターショー(3月2日開幕)にコンパクトコンセプトカーの『トレピウノ』を展示する。車名は、3+1シーター、イタリア語で「トレ・ピウ・ウノ」を縮めたもの。全長は3.3m。
フォード・モーター・カンパニーは、2005年度第2四半期決算を発表した。純利益は前年同期比21.2%減の9億4600万ドルで、1株当たりの純利益は47セントに低迷した。
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