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ガソリン1ガロン4ドルも…ハリケーンの余波

2005年9月2日(金) 10時13分

アメリカの石油精製所の4分の1が存在するニューオリンズ沖合を直撃したハリケーン「カトリーナ」。この影響で95%の石油精製所が操業停止状態となっている。復旧には短くても6週間、被害の程度によっては半年もかかるという。

これらニューオリンズの精製所が主な供給元である南部では、すでにガソリン価格への影響が深刻になっている。アトランタでは、なんと1ガロン5ドル87セント(全米平均2ドル62セント)というスタンドが出現。しかもアメリカは今週末3連休で、ガソリン需要の伸びが予想され、ガロン当たり3ドルを超えるのは時間の問題、その後も今年中は4ドル近い高値が続く、とも予想されている。

ブッシュ大統領は7億バレルの軍事戦略の備蓄石油の一部放出を決めているが、それでも長期にわたる石油高に歯止めはかかりそうにない。

アナリストによる予想でも「今年から来年にかけ1ガロン4ドル前後の高値が続く」というものが多く、比較的楽観的な意見でもガロンあたり3ドル50セント、その後3ドル程度に落ち着く、というものだ。

自動車メーカーは「ガロンあたり3ドルを超えない限り、SUV離れなどの大幅な消費者の変化はない」と言い続けて来たが、一気に4ドルも視野に入った現在、ラインナップを真剣に考え直す時に来ているのかもしれない。また、アメリカの石油価格が世界にもたらす影響も深刻で、世界的なガソリン価格高騰という事態も懸念されている。

参考:
1ドル@ガロン=29.2円@リットル
2ドル@ガロン=58.5円@リットル
3ドル@ガロン=87.7円@リットル
4ドル@ガロン=116.9円@リットル
5ドル@ガロン=146.2円@リットル

《Sachiko Hijikata, US editor》

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