マツダは、『ボンゴフレンディ』『ボンゴ』『ボンゴブローニィ』など7車種の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は99年5月から03年1月までに生産した8万0995台。
これらのクルマでは、自動変速機に内蔵された油圧を制御するソレノイドバルブのコイル線のかしめ時における作業が不適切なため、コイル線が変形し、自動変速機の温度変化による熱膨張収縮の繰り返し応力により、コイル線が断線するものがある。
そのため正常な油圧制御ができなくなり、クラッチの滑りや変速不良が発生し、最悪の場合、走行不能あるいはNレンジで車両が前進するおそれがある。