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ドリフト族に共同危険行為適用、初の現行犯逮捕

2005年6月9日(木) 22時02分

神奈川県警は5日、改造車を使って一般公道を暴走したとして、いわゆる「ドリフト族」の男2人を道路交通法違反(共同危険行為)の現行犯で逮捕した。ドリフト族に共同危険行為を適用し、現行犯逮捕に至ったのは今回が全国初のケースとなる。

神奈川県警・交通捜査課によると、一般公道でドリフト走行を含む暴走行為を行ったとして道交法違反の現行犯で逮捕されたのは、横浜市内に在住する22歳と25歳の男。

この2人は5日の午前0時ごろ、横浜市金沢区内の市道で、タイヤを鳴らして車体を横滑りさせながらカーブを曲がっていくドリフトや、直線での高速加速などの暴走を繰り返した疑いがもたれている。

昨年11月の改正道交法施行によって、警察官が暴走行為を現認すれば実際の被害を確認することなく共同危険行為の適用ができるようになったことや、一般的に暴走族と認知される「集団暴走型」だけではなく、ドリフト族のような「違法競争型」にまで適用範囲が拡大。複数台による競争が確認できれば摘発できるようになった。

今回逮捕された2人も競うように暴走を繰り広げ、逮捕後の事情聴取においても「運転技能を競うことを目的に暴走していた」と容認。競争行為を確認したことがポイントとなっている。

ドリフト族に共同危険行為を適用して逮捕したのは大阪府に続いて全国2例目となるが、こちらはビデオ収録した映像を証拠として後日に容疑者逮捕に踏みきっており、現行犯逮捕は今回が全国で初めてのケースとなる。

横浜市内にはドリフト族の暴走に適した場所がこの他にもいくつか確認されており、警察では「複数台での暴走を確認した時点で検挙したい」として、今後も同様の摘発を続行。違法競争型暴走族の一掃を図る方針だ。

《石田真一》

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