【新聞ウォッチ】トヨタGMトップ会談、燃料電池車の共同開発強化

2005年5月16日(月) 09時07分

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月16日付

●フォーミュラ・ニッポン、本山通算22勝目、歴代2位(産経・25面)

●核心:「パックス・トヨタ」の税金、実ほどに頭を垂れよ(日経・5面)

●外資系自動車、中国内陸部を開拓、独VWなど(日経・6面)


ひとくちコメント

米GMのリック・ワゴナー会長兼CEOとトヨタ自動車の張富士夫社長らとの会談が、予定通り、この週末に豊田市内で行われた。「燃料電池車 合弁で研究施設検討、トヨタ・GMトップ会談」(東京)など各紙が15日の朝刊で大きく取り上げている。

GMの業績不振が深刻化する一方で、トヨタは史上最高益を更新。今回の会談もトヨタがGM支援の意向をアピールすることで日米貿易摩擦の再燃を回避することを狙ったものとみられており、その意味ではトヨタ側の“仕掛け”は効果的だったと思える。

ただ、ワゴナー会長は愛知万博会場でも記者団の質問には一切応えず、張社長との会談後直ちに、プライベートジェットで中国・上海へ旅立ったそうだ。

GMにとっては成熟した日本よりも中国のほうが有望市場。10年先の研究開発よりも日銭を稼ぐことを優先するワゴナー会長の焦りもよく理解できる。

《福田俊之》

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