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乗用車をトラックで蹴散らした男を故意犯として逮捕

2005年3月12日(土) 11時02分

大型トラックを運転中、前走する乗用車3台へ故意に追突させて7人に重軽傷を負わせたとして、宮城県警は9日、岩手県内に在住する54歳の男を傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めている。

宮城県警・大和署によると、故意に追突事故を起こしたとして、傷害や道交法違反で逮捕されたのは、岩手県花泉町内に在住する54歳の男。問題の事故は今年1月9日に宮城県大衡村内の国道4号線で発生している。

同日の午後4時15分ごろ、大衡村大衡付近の国道4号線で80-90km/h程度の高速度で暴走してきた大型トラックが、前方を走っていた乗用車3台へ次々に追突。これらをまるで蹴散らすかのごとく突進を続け、そのまま現場から走り去った。

この事故によって3台のクルマは大破。乗っていた男女7人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

事故を起こしたトラックは現場から逃走しており、複数の目撃者が「トラックは前のクルマに追いついても減速することなく、故意に追突していたように見えた」と証言。警察では事故の状況から故意案件として捜査を開始した。

警察では現場に落ちていた破片などから車両の特定を進めていたが、「1月14日にひき逃げ容疑で逮捕した男が大衡村の事故にも関与していた可能性が高い」と連絡を受け、この男に対する調査を開始。

岩手県警が押収した車両を検証したところ、大衡村の現場から回収した破片といくつが一致。同一車両とわかった。

任意での聴取を続ける中、男は容疑に関与したことを大筋で認めるとともに、追突した理由については「早く休憩したかったから、前を走る遅いクルマが邪魔だった」などと供述。故意に追突して前走車を排除しようとしていたことも認めている。

こうした状況から警察では業務上過失傷害ではなく、傷害容疑を適用して逮捕した。

《石田真一》

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