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「フィアットよさらば」グループ社長の辞任続く

2005年2月22日(火) 22時20分
セルジオ・マルキオンネの画像
マーチン・リーチの画像

先日GMとの提携解消に道のりをつけたフィアットだが、いっぽうでグループ首脳の辞任が相次いでいる。

17日には、自動車部門フィアット・オートの社長ヘルベルト・デーメルが辞任した。2003年11月にマグナ・シュタイヤー社(オーストリア)から移籍して以来、僅か15カ月のフィアット生活だった。

後任は親会社フィアット・グループ社長のセルジオ・マルキオンネが兼任する。

実にその数日前には、商用車部門イベコのホセ-マリア・アラポント社長も辞任している。こちらも2003年10月から1年半余りの在任期間だった。

さらに続くように、21日にはマセラティのマーチン・リーチ社長も職を辞した。

フィアットは、彼らが会社を去る理由を明らかにしていない。しかしながら、オーストリア人のデーメル、スペイン人のアラポント、英国人のリーチは、いずれも傾きかけたグループに新しい血を注ぐべく鳴り物入りで抜擢された人材。それだけに、彼ら無きあとのグループの行方が心配される。

開発現場でも辞任が相次いでいる。開発センターのウンベルト・ロドリゲスも、すでにフィアットを去っている。スペイン生まれでアウディ/セアトから移籍し、難航していた新型パンダ計画をまとめ上げた人物だ。

業界関係者は、「最近のフィアットは本当にトップが頻繁に変わる。それにしたがい新型車の開発方針が変わることは、けっしてプラスにならないだろう」と状況を懸念している。

フィアットは、カルロス・ゴーンのような外国人カリスマ経営者が根付きにくい企業風土なのか。

《大矢アキオ》
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