ホーム > エコカー > 燃費

【チャイルドシートアセスメント】壁にぶつけるのではなく、クルマにぶつける

2005年2月18日(金) 09時30分
トヨタ『エスティマ』のホワイトボディにシートを取り付けてテストを実施の画像
衝突前の状態。シートはしっかりと装着されているの画像
衝突後の状態。実はクルマのシート自体が衝撃で変形しているの画像
テスト後はチャイルドシートを取り外し、破損が生じていないかチェックするの画像
シートやシートレール、ベルトは次の実験前にすべて新品に交換するの画像

チャイルドシートアセスメントの衝突テストは、トヨタ『エスティマ』のホワイトボディにシートとチャイルドシートを装着した状態で行われる。

ホワイトボディのため実車とは重量が異なるが、バランスを実車に近づけるために車体後部に重さ400kgのバラストを積載。衝突時の挙動を実車に近づけている。

エスティマが実験車両にチョイスされたのは、チャイルドシートアセスメントが開始された2001年度の時点で最も販売量が多かったミニバンであり、そしてチャイルドシートメーカーからの取付推奨車種だったから。

今では古くなったことは否めず、来年以降は別の車種に切り替えることも検討されているようだ。

衝突速度は自動車アセスメントの前面フルラップ衝突と同じ55km/h。ただし、自動車アセスメントの衝突実験と異なるのは「クルマそのものを走行させて衝突させる」のではなく、「空気圧で発射されるハンマーを車体前部にぶつけ、前面衝突と同じ状態をつくる」ということ。

ハンマーが衝突した次の瞬間、ホワイトボディが載った台車は10mほど弾き飛ばされる。

55km/hでの衝突エネルギーはかなり大きく、チャイルドシートだけではなく、クルマのシート自体が変形するほど。このためシート本体とシートレール、ベルト類は衝突1回ごとに新品に交換する。

これらを新品と交換することによって、衝突前と同等のコンディションを数十分で再現。次のテストに控える。報道公開日となった17日だけでも衝突テストは3回行われている。

《石田真一》
画像
画像
画像
画像
画像

注目ニュース

【チャイルドシートアセスメント】安全性を確認するテストを公開

自動車事故対策機構は17日、茨城県つくば市内の日本自動車研究所で行っているチャイルドシートアセスメント試験の模様を報道陣に公開した。この試験では2メーカー(2タイプ)のチャイルドシートを使い、55km...

ヤナセはドイツのレーマー社製チャイルドシートの新型モデルの『キングTSプラス』を2月1日から発売すると発表した。

6月29日午後、千葉県成田市内の国道51号線で、33歳の男性が運転する軽自動車が運転を誤って道路左側のガードレールに激突するという事故が起きた。この事故により、後部座席に座る男性の妻が抱いていた1歳の...

ダイレクトライン(安田ライフダイレクト損害保険)は、チャイルドシートについて首都圏・東海圏の子どもを持つ20代から40代の既婚者1000人にチャイルドシートの使用・着用について意識調査を実施した。

国土交通省は8日、03年度のチャイルドシートアセスメント結果を公表した。

日本自動車連盟(JAF)は10日、警察庁と合同実施したチャイルドシート使用率調査結果を発表した。

RSS

編集部ピックアップ