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飲酒量を特定されないため重ね飲み…男女を逮捕

2005年1月30日(日) 22時34分

栃木県警は27日、アルコール検知を妨害する目的で「重ね飲み」を行わせたとして、27歳の女を道路交通法違反(飲酒検知妨害)の現行犯で逮捕するとともに、女が勧めるままビールを飲んだ29歳の男も酒酔い運転や検知拒否の現行犯で逮捕した。

2人は「飲酒運転を隠す目的で重ね飲みをした」と供述している。

栃木県警・鹿沼署によると、事件が起きたのは27日の午前1時50分ごろ。同署・地域課のパトカーが鹿沼市千渡付近の市道をパトロール中、フラフラとした挙動で走行する軽自動車を発見した。

警官はマイクで停止を呼びかけたが、軽自動車はこれを無視するように走行。しばらく走行した後、近くのコンビニエンスストア駐車場に乗り入れた。

警官は軽自動車を運転していた27歳の男に対し、アルコール検知を実施しようとしたが、男は「酒なんか飲んでいないのにそんなことする必要は無い」とこれを拒否。警官は「今は検知拒否自体が違反になる」などと、これを説得しようとした。

この間、助手席にいた29歳の女がコンビニ店内に入り、缶ビール2本を購入してクルマに戻った。女は缶ビールの封を開け、男にこれを飲まそうとしたため、警官は女を道交法違反(飲酒検知妨害)の現行犯で逮捕。

男もビールを積極的に飲もうとしていたことから、同(酒酔い、検知拒否)の現行犯で逮捕した。

2人は直前まで鹿沼市内の飲食店で焼酎などを大量に飲んでおり、取り調べに対しては「飲んだ量を測定されないように重ね飲みをした」、「私有地で酒を飲めば、飲酒運転は無効になると聞いた」などと供述しているという。

同署では発見時の飲酒量を特定されないようにする目的で、故意に飲酒しようとしたとみて、この2人を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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